新野川橋梁も再開

玄関工房再開に伴って3Dプリントの新野川橋梁も少し修正しました

基盤取付のアジャスターを隠すことにより、川面までの高さを7mm深くしました

(トミックス線路下を60mmとして、アジャスターでの調整は1mm)

橋脚と橋梁本体をプリント用に配置して

.stlもOKです

玄関工房再開

4月に入り

庭の梅も咲きだしました

そろそろ玄関工房を再開したいと思い、倉庫から桐の集成板を出してきました

板の両端にドリルと廻し引き鋸を使って、四角の穴を開けました

完成すれば隠れてしまうので、それなりの工作ですが・・・・・

半年後の「第20回軽便鉄道模型祭」に向けて進めていきます

真似をしてみました

「汽車をつくる」さんのHP

3Dプリント製のフィギュアが紹介されていました

1体£3.75

約700円のようです

そこで

MakeHumanで真似をしてみました

リグを入れて

Blenderにインポートして

帽子のサイズを調整したりポーズをつけて

3Dプリント可能なデータができました

身長は2cm (1/87)

DMMで見積りをしたわけではありませんが、1体200円ほどと思います

駿遠倶楽部資材課では3Dプリント品他、頒布しております

どうぞご用命ください

駿遠線キハC12 その4

キハC12の形式図を見ると

片ボギー台車の軸距離1300/87≒15mmとなります

そこで先日別に描いていた動力ユニット「NG-BP1508」

台車枠も軸距離15mmを用意しました

この動力ユニットをボギー台車として使いたい

動力ユニットを跨ぐ形状の台車を描きました

前後の取付部を削除して

車体を被せると

台車中心が車端から近すぎ(実車1250mm)、車体と干渉することが分かりました

台車を2mmほどずらせば良さそう

ステップが低い車両の宿命で台車とステップ裏がギリギリ

台車枠を修正しました

動力ユニットの取付ネジ部はカプラー取付座として使えるか検討することにしました

高さ方向の干渉は0.268mm

ステップ裏の隙間も多少改善しました

台車を少し中央側に移動して、車体も0.5mm上げれば何とかなるかもしれません

ナローガレージさんにNG-VP1507の詳細寸法を教えていただきましたが、VPシリーズにはΦ8が無いことと、ウォーム1段減速のため低速が出来ないとのことでした

引き続きNG-BP1508を採用することで進めます

なお「台車はメッシュ」で挿入して、ソリッドに変換していますがメッシュ形状が残っており、インポート後の修正は原則考えていません (「メッシュの変換」方法についてはYouTubeなどで最良の方法を調べてください)

駿遠線キハC12 その3

側面窓枠を使って妻面窓枠を入れます

回転させてから、「点から点へ」で移動させます

角柱と窓枠の隙間は1.333でしたので、今回は「新規」で窓枠外側を1.333延ばして、

延長部分を結合したあと、窓枠内側を1.333広げました

押し出しで「結合」するか「新規」を選択するかは、次の操作へつなげることを考える必要があります

扉は見えなくしています

屋根を成形します

天井面を分割面に選択して

ボディを分割

ミラーコピーして

車体幅に結合して、さらに

車長方向にもミラーコピー

屋根下部から1.0でシェル化します

形状の詳細修正を始める前にシェル化をした方が、失敗の可能性が低いです

屋根と1/4の車体、線路基盤が出来ました

ミラーコピーで車体を結合する準備をします

内側を観察して、車体・扉・窓枠の出具合を調整します

はみ出た窓枠を分割削除しましたが、そのままでもかまいません

窓枠下部の水切りを描きます

エッチング板の車体ではこの辺りは表現できませんので、3Dプリントの面白さ

戸袋窓は少し前に出ており、水切りも付いています・・・・気分の問題かもしれませんが・・・

ステップも押し出して

裏板を作り

ステップが完成しましたが、台車枠と干渉して走行可能カーブが制限されますので、適当に修正します

屋根の角をフィレットで成形しますが、数値は微妙です(数値を上げながらフィレット限界まで試します)

窓下シルもフィレットして

1/4車体の内に出来るだけ成形しておいた方が、形状間違えが少ないです

屋根・1/4車体を移動コピーしておきます

(Fusionは履歴を辿れば修正できますが、コピーで残しておくと便利です)

1/4車体をミラーコピー

さらにミラーコピーして

箱になりました

内側もOKそうです

一旦.stlでエクスポートして確認 1シェルでOK

車体サイズもOK

側面

正面

レンダリングもしてみました

今回のキハC12はJWCADでの設計からここまで1日の作業でした

次は動力ユニットの取付方法や手摺など細かな部分を描きます

小形パワトラデータ修正

DB607・608に使ったナローガレージ製NG-BP1707

このデータを修正してWB軸距離15mm  車輪径Φ8のNG-BP1508を作ります

ナローガレージさんのHPに書かれている数値に合わせていきます

コピー移動して

車輪を消すと軸受けは描いてなかったのでかえってラッキー

車輪径はΦ7

スケッチの数値を変更すると(1mmづつ増す)

片側の車輪はΦ8になりました

スケッチの数値を修正すると、BP1707も変更されてしまうので、ここからは切った貼ったで形状を作っていきます

Φ8の車輪を内側に1mm移動して、Φ7車輪を除去してからΦ8をコピー移動15mm

取付面下部から7.8mm下にスケッチ面を用意して

レール代わりの基盤を描きます

モーター・ギアを1mm移動してから一旦見えなくしておいて

ボディを平面分割

さらに立面分割して

モーター受けと軸受けを1mm移動

前後の取付面も1mm移動

3ピースを結合すればボディが完成

指定されたサイズか確認します

取付面下部から基盤まで7.8mm OK

全長37mm OK

手前がBP1508

コピー移動したものを結合して、車体組込用のデータの用意ができました

NG-BP1707を使用する駿遠線DB607・DB608のご注文はコチラから

駿遠線キハC12 その2

続きを始める前にFusion360のアップデートで「Autodesk Fusion」に名前が変更されたとのこと

YouTubeを見るまでは気づきませんでした

Fusionにdxfをインポートして

正面のスケッチを移動します 90度回転させて

車体側面の前部に移動します

側面から屋根を半分押し出して、側板は1mm押し出し

車体を作っていきます

JWCADで屋根の角に線(緑線部分)を描いておきましたので

屋根裾カーブを押し出しで切り取ります(新規ボディを切り取りに変えて)

窓部分は一旦窓枠ごと押し出して

窓枠をスケッチして

窓ガラスを切り取ってから窓枠の幅を確認調整します

今回は窓枠サイズは共通ですので、コピー移動で増やします

窓枠の出具合も戸袋窓、客室窓などで調整して

ターゲットでコピー移動を済ませて車内側から見た形状です

このようにFusionで車両を描く練習をされたい方に今回のDXFファイルをお送りしますので、下記よりお申し込みください

駿遠線キハC12 その1

昨日からの雪は高山市街地では20cmほどでした

立春を過ぎましたがまだまだ寒くて、玄関工房での作業はできませんので

炬燵設計工房で3Dデータを描きます

(2次元図面から3Dプリントまでの過程を紹介します)

3Dデータ描きは新野川橋・キハD10・ハニ1・ハニ2 さらにキハC12を始めました

まずは図面集め「駿遠線キハC12」は「日本車輌製・元鞆鉄道キハ5」です

日本車輌の図面と駿遠線キハC12の竣工図を参考にして

JWCADで1/100で描きます

ミラーコピーして全体像を確認

1/100で描いて(最初から1/87で描いてもOKですが)、1/87も保存します

さらにこの図面を1/87に縮小して、1/1のdxfで保存します(実際にJWCADで操作してみないと理解し辛いですが)

この.dxfファイルをFusion360に挿入します

立面で開くと

JWCADで描い補助線なども表示されるので

補助線などは削除して

立体に(押し出す)するのに必要な線のみ表示させます

Fusion360ではミラーコピーが出来るので、側面・正面とも半分だけ描きます

(無料版のDesignSparkMechanicalでは2次元図データのインポートとミラーコピーは出来ません)

駿遠線新野川橋 その2

内藤正己氏の写真に登場したキハD17

鉄道友の会静岡支部の貸切列車です(私も「大井川~堀野新田廃止時の撮影会」に参加しました)

撮影場所で列車を停めて、降車して撮影、また乗車して移動・・・・

123D Designで描いたキハD17

このデータをFusion360にインポートします

動力ユニットを床下に収めて

部品をすべて結合して

青色のみですがレンダリングして(正面の金太郎の塗り分けが面倒なので)

車両の中心に合わせてパネルを描き

そのパネルに写真をデカール機能を使って貼り付けます

写真のサイズを車体に合わせ

レンダリングでも確認してから

パネルの写真に合わせてスケッチをします

ここからスケッチを押し出して

立体にしていきます

3DCADの面白さです