さっそく手廻しボール盤を使ってみました
ご使用方法は、テーブル(基板)の上に加工物を置いて、ドリル刃を押しつけてネジを締めて固定して、廻す
木片で試してみます
穴は開きましたが・・・
1.ハンドルを逆廻ししてもバネで押さえているので、戻ってこない
2.手廻しの回転数は2回/秒ていどなので、木片の穴内部はドリル刃が食い込んだまま
もう一つの注意点は木片(加工物)の裏側にテーブルの貫通穴の傷が付くので、養生が必要
本番では木板(堅い広葉樹)の裏に養生シートを貼って
指定位置にΦ2.5のドリル刃を押し当て、グリグリと廻し(ここまでは順調)
貫通を確認して
板とハンドドリルを外して、反転にグリグリ廻して・・・
ドリル刃を折りました!!
ホームセンターでドリル刃を買ってきて、作業の続きを
鳥居の固定ネジの穴(Φ2.5)と、お札立て部のピン穴(一旦Φ2.5開けて、Φ4で広げ 深さ10mm)
無事に収まりました
手廻しボール盤の感想は
1.どこかのレビューにも書かれていたように、「抜くのが大変」
2.大量の穴開け作業には向かない
3.支柱からドリル芯までの寸法は4cmほど(上記写真の背の低いピンが板外端から4cm)
4.垂直に穴を開けられる(一応ここ大切)
5.手が足りない? 全体を押させる・加工物を押さえる・ハンドルを廻す
小形電動ボール盤(1~2万円)は使ったことがありませんので、比較はできませんが
手廻しボール盤の使い方(使える範囲・作業要求値)をよ~く工夫すれば、なんとか役立つものでした
お札立ての穴開けが出来たので、良し!とします