ストラトキャスター その12

日中は暖かくなり玄関工房再開!

ガリがあったSUZUKIストラトキャスターのボリューム

爪を広げてオープン

接点復活スプレーをプシューと吹いて

修理終了 ボリュームを動かすと静かに音量が上がりました

次に弦交換する時にトーンのポットも清掃しましょう

ストラトキャスター その11

前回、「Suzuki」シールのレスポールタイプを紹介しましたが

インレー「Suzuki」が出品されていました

「このような木曽鈴木ギターもあった」とウォッチをしておきました

話変わって、偽サイト注意です

色々と検索していると

同じ品物が別のサイトで販売されていました(偽サイトですから実際は販売していません)

(画像加工なしで掲載します)

表示形式は同じです

電話番号の桁が足りなっかたりしています

住所や業者名で検索すると

販売しているものが通販とは全く異なります

ホームページが乗っ取られている?のでは無く、会社名・住所を使われている程度と思います

時々、セキュリティ対策ツールが警告してくれますが、NHKの解説委員さんが書かれているように

「自衛」するしかないようです

鉄道模型関係の検索でもこのような「何でも販売している通販サイト」が見つかります

ご参考まで

ストラトキャスターの話題は一旦ここまで

ストラトキャスター その10

タイトルはストラトキャスターとしていますが、レスポールタイプの話題です

ヤフオクに出品されているSuzukiのレスポールタイプ

「Suzuki」のシールが貼ってあります

同じくヤフオクで見つけた「COLUMBUS」

こちらもブランド名は貼ってあります

レスポールタイプはギブソンを真似ているので当たり前かもしれませんが、そっくりです

こちらは本家Gibson

正面の比較

裏面の比較

コントローラー部分

ブリッジ・ピック辺りも

ほぼ同じように見えます

「COLUMBUS」を製造したのは

Matsumoku マツモク工業(株) 

多くのブランドを作っていました

「Greco」もあるある・・・

木曽鈴木のアコギのブランド「TOMSON 」は有名ですが

二光通販のエレキギター「TOMSON 」はどこが作ったのか?

信州のギター産業の繋がりは複雑すぎて沼にはまりました

ストラトキャスター その9

木曽鈴木のエレキギターをネットで検索して見ていきます

標準価格35000円が「いまどき19000円」

オークランドのストラトとレスポールの宣伝がでています

そしてレスポール

さらに

オークランドのBass

1965年製もありました

ストラトキャスターの色違いもいろいろと

ちょっと高級感のある 木目がすごいです!

エレキギターで何の曲を弾くの?とのコメントもありましたが、木曽鈴木ギターの多様性に惹かれます

ストラトキャスター その8

「BRAZEN PICKER PROFESSIONAL」を検索すると

Grecoのストラトキャスターのヘッドにも書いてあります

Greco Databaseで確認すると

1977年~1982年製のストラトキャスターに採用されています

「楽器カタログの世界」さんが公開されている1977年のカタログ

ピックアップの説明には「BRAZEN PICKER PROFESSIONAL」の文言は書いてありませんでした

さらに1981年のカタログには

SUZUKIストラトキャスターも同年代(1970年末頃)の製造と思われます

グレコギターカタログ1979には

トレモロユニットの調整のコツが書かれており役立ちました

いろいろと「SUZUKIストラトキャスター」とか「BRAZEN PICKER PROFESSIONAL」で検索していると、

さらに新しい発見もありました

ストラトキャスター その6

アース線の半田付けには100Wの半田ゴテを使いました

(半田が流れて広がっていますが、そのままにしました)

サドルのビスはホームセンターから通電部用M3×15を買ってきて取り替えました

(ピックアップの高さ調整ビスはインチ規格でしたので取り替えていません)

エレキギター用弦は9~42の細めです

ブリッジ部の形状がコの字形のため、弦を通しにくいです


弦を張って、六角レンチを使って弦高調整をして

オクターブチューニングをしました

ストラトキャスター その5

ピックアップのエナメル線を半田付けしました

1.エナメル線の被覆を紙ヤスリで削ります

2.裸になった銅線に呼び半田をします

3.リード線と半田付けします

エナメル線を紙テープで巻いて絶縁して元通りに戻しました

(ピックアップの抵抗値はフロント 4.27kΩ センター 4.40kΩ リア 4.35kΩでした)

ネックを外すと「382マT」と雑に書いてありましたが、製造年などは分かりません

木部は水拭きしてから、車用ワックスで磨きました

金物類はピカールで磨きました

次は復旧していきます

ストラトキャスター その4

ブリッジバネのカバーを外すと

アース線の半田付けが剥がれています

ピックガードの裏面の配線を確認します

参考にしたのは「Frontisland」さんのHPの回路図です

切替スイッチは目視点検と綿棒を使って清掃します

センターのピックアップカバーを外して絶縁紙を剥がすと、青色リード線につながっていたコイル巻エナメル線が切れています

リア側は赤線が断線していました(髪の毛ほどのエナメル線)

音の出なかった原因は多分、2箇所の断線と思われます

次は修理作業に進みます